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哲学マンガ「オムレット」作者のブログ
by hirumas-omelet
すべては9.11から始まった
このところまったく更新していなかったので、なにから書き始めるべきかと迷ったが、考えてみれば、そもそもこのブログにしてからが、そんなに継続的に書かれてるわけでもない。そんな中で気が付くのは、臨場哲学通信からの連続の中でみてみると、アメリカ・イギリスによる対イラク戦争についてのコメントがすっぽりと抜け落ちているってこと。
これ、仕事の忙しさや別サイトに書いてたという事情もあるが、あきらかに「同じことをまた言うのはイヤ」という私の無精な性格のためだ。
つまり、この事件そのものがアフガン戦争の焼き直し。9.11の因縁をつけて他国へ戦争をしかけ、いいなりにするだけでなく、多数の人命もうばってきた。
私としては「臨場哲学通信」において、アフガン戦争のことをさんざん語ったので、もう同じことは書く必要もないと思った、というか、意欲を失ってしまったわけだ。まあ、現在のようにブログが発達し、日々、新たな読者が見込めるという状況であれば、また話は違ったかもしれない。
それはともかく、そこにあるのは「既視感」。
すべてがすでに行われたことである、というどうしようもない感じ。
ひるがえれば、ひたすらそのような戦争を遂行するブッシュに迎合し、追従してきたのが小泉政権で、ここもまた、むせかえるような既視感にあふれている。

歴史は二度繰り返す、一度目は悲劇として、二度目は茶番劇として(マルクス)

そもそも「自分の発した言動にまったく責任をとらない」あるいは「責任という言葉の意味をたんなる言葉としか考えていない」という意味で、小泉という男の存在自体が、あの村山富市の「繰り返し」であり「既視感」であり、ようするに「茶番」なのだが、それにしても繰り返される事件そのものがまさに「既視」的なのにはうんざりさせられる。
そのような言動をマスコミも、ひいては国民も許容してしまっているのは、ようするにもともと(ずーっと! というべきだろう)国民の意識のレベルが低いんだからしょうがないが、それにしても小泉がどうしようもない危機に陥ると、なにか別の事件がおきて窮地を救うという、こんかいのガセメール事件のようなことが、これまで何度繰り返されてきたのか。ここまで繰り返されれば、もはや政治的(というより、より具体的に)行政権力的な謀略が作用していると考える方が理にかなっているだろう。
年金問題で与党を攻撃していた当時民主党代表の菅直人が自らの年金未払い問題で代表を辞任、という「悲劇」を、もういっかいバカづら下げた永田議員の「茶番劇」としてみせられる。それによって武部がホリエモンを応援した「問題」が帳消しになるわけでもなんでもないはずだが。

どっかのブログで(すみません、忘れてしまった)「ブッシュのガセネタにのって戦争協力した小泉・安倍に、永田議員を責める資格があるのか」と書いていたが、まさにそのとおり。
私的にいえば、さらにさかのぼってアフガン戦争の時の証拠のあまりの希薄さに目をつぶっていた大多数の人に、その資格があるのか、というところだ。そういう意味で、すべてはあの9.11にはじまり、そこからはじまった「偽計・粉飾」が繰り返し演じられているのである。

ということで、古い記事をみてみると、そのときに私は「安倍シンゾーという名を覚えておけ」と書いている。覚えておけどころか、いまや知らない国民はいないほど有名になった御仁だが、ようするになんで覚えておけといったかというと、ニュースステーションで、久米宏に「アフガン戦争をしかけるだけの確かな証拠をもっているのか、アメリカに確認したのか」と質問され、「そんなことを聞くのはアメリカに失礼だ」とのたもうたのである。私はいまでも安倍シンゾーが次の総理にふさわしいという人には、かならずこの話をしてやることにしている。

みなさまもぜひこの話をひろめていただきたいものである。

追記
詳細はこちら↓
http://homepage.mac.com/hirumas/RIN/head70.html#010922
いまのうちに反小泉ブロガーどころではなく反シンゾーブロガー同盟を立ち上げておくべきかもしれないな…。

さらに追記
時事系のサイトをみてたら、副島隆彦さんのサイト「学問道場」で、件のガセメール事件に関して、おどろくべきまっとうな書き込みがあったということを知った。
ぜひこちらの掲示板、副島氏の発言をご覧ください。
http://soejima.to/

さらに追記
反シンゾーブログというところでは下記の文藝評論家=山崎行太郎のブログ 『毒蛇山荘日記』さんが明確に「小泉-安倍一派打倒」を掲げておられます。記事内容も必見です。

またまた追記
シンゾーを支持するしょうもない国会議員の集団「再チャレンジ議連」に名を連ねた人々のリスト(朝日ドットコムより引用)
次の選挙の機会があっても、こいつらには投票しないよう注意しよう。
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 出席議員94人(敬称略)

 【森派】小野晋也、塩谷立、大野松茂、木村太郎、高市早苗、石崎岳、高木毅、中野正志、三ツ林隆志、山本明彦、吉野正芳、柴山昌彦、中山泰秀、西村康稔、萩生田光一、赤池誠章、岡部英明、亀岡偉民、木挽司、杉田元司、高鳥修一、福田良彦、松本文明(以上衆院)世耕弘成、山本一太、小林温、岡田直樹、岸信夫、山谷えり子(以上参院)

 【津島派】桜田義孝、山口泰明、新藤義孝、加藤勝信、戸井田徹、福岡資麿

 【丹羽・古賀派】塩崎恭久、岩永峯一、菅義偉、近藤基彦、平井卓也、宮沢洋一、葉梨康弘、林潤、清水鴻一郎

 【山崎派】田中和徳、江崎洋一郎、山際大志郎、平将明、冨岡勉

 【伊吹派】松岡利勝、小島敏男、中野清、西川公也、西川京子、谷公一、松浪健太、山本朋広(以上衆院)秋元司(以上参院)

 【高村派】山本有二、七条明、河本三郎

 【河野グループ】松本純

 【無派閥】小此木八郎、浜田靖一、水野賢一、梶山弘志、後藤茂之、吉田六左エ門、菅原一秀、御法川信英、秋葉賢也、赤間二郎、赤沢亮正、石原宏高、上野賢一郎、浮島敏男、遠藤宣彦、大塚拓、片山さつき、木原誠二、木原稔、坂井学、清水清一朗、鈴木馨祐、関芳弘、田中良生、渡嘉敷奈緒美、中森福代、西本勝子、萩原誠司、平口洋、牧原秀樹、武藤容治、山内康一

 〈注〉森派と伊吹派以外は衆院議員
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引用以上

また追加
反シンゾーブログとしてははずせないリンク↓
統一教会の合同結婚式に安倍が祝電

証拠映像なるもの

さらに追記(2006.7.7)
反シンゾーブロガー同盟でも立ち上げねばと書いたが、すでに「カナダde日本語」の美爾依さんによる「安倍晋三にNOのAbEndキャンペーン」というのが立ち上がってます。
http://minnie111.blog40.fc2.com/
by hirumas-omelet | 2006-03-25 11:16 | 臨場哲学の辺縁
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