omelet2.exblog.jp
ホームページはこちら→http://www.hirumas.com プロフィールはこちら→http://www.hirumas.com/profile.html twitterのまとめはこちら→http://twilog.org/hirumas |
|||||
西松と同じ、あちらは起訴だがこちらは不起訴。 あちらは無罪だがこちらは有罪ってわけだ。 これでどうしょうもなく「日本という国のかたち」は崩壊だね。 「日本という国のかたち」って、なにかというとつまりは「公平感」ということだろう。 国がいかに衰退しようとも、人がその国でなお生きていこうと思えるのは、 最終的には「暮らしやすさ」「生きやすさ」であり、 「公平感」「開かれた社会にある感覚」である。 ということがあればこそだ。 これは私の敬愛する精神科医中井久夫の「予言」についての、私の10年前のエントリーで書いてあったことである。 予言者・中井久夫?(99.7.13) それはその11年前の(つまり今から21年前の)中井の「予言」を紹介したものなのだが、今読んでもまさに至言。ほんとうにその予言通りに日本は階級社会化と、その裏腹に「コネ」のあるものだけが利権にありつけるという「不公平な」社会へと突き進んでいった。 西松、植草をめぐる今の状況というのは、この社会崩壊がほんとうに来るところまで来たという以外のなにものでもない。 いよいよ最後の戦いがはじまろうとしている。それは「社会の崩壊」を是とするか非とするかという戦いになるはずだ。
by hirumas-omelet
| 2009-06-27 17:40
| 臨場哲学の辺縁
| |||||
ファン申請 |
||